女性特有
女性の歯の一生。
えっと、女性の人生は、女性ホルモンに影響されます!
こんばんわ。マネジメント歯科衛生士の辻村香恵です。
産婦人科から、妊婦さんに向けての口腔ケアについてご依頼がありました。
ので、今回は女性の歯の一生について、書いてみます!
うん。ほんと、「妊娠・出産期」の時期って凄く大切。
つわりもあって、歯を磨くどころではなく、出産してから、歯が歯肉がガタガタと( ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )なるなんてことは良く耳にします。
女性の生涯は、ジェットコースターのように増減する女性ホルモンとともに、歩まざるを得ません。
女性ホルモンの分泌が増える時期に注意したいのが歯周病です!!
そう!歯周病です!!!(大切なので2回言いました。笑)
歯周病菌は女性ホルモンを栄養源として好むため、女性ホルモンが大量に分泌される思春期と妊婦・出産期は特に注意が必要なのです。
一方、加齢ともに女性ホルモンが衰え、更年期に入りますと、口の中が乾燥してドライマウスに成るひとが増えます。
女性ホルモンには、皮膚粘膜を保護して潤いを与える働きがあるため、女性ホルモンが減少するとお口や肌が乾燥しやすくなるんです。
また、ホルモンバランスが崩れたときも唾液の分泌量が少なくなります。
女性特有。女性特有ですね。
若い世代でも排卵前後や月経時には、徹底的に口腔内のケアすることが大切になります。
女性ホルモン変動による大きな節目。
「思春期」「妊娠出産期」「更年期」の3回。
ぢゃあ、
どうケアしていけばいいの??って思いますよね!
それぞれのライフステージに合わせてポイントを抑えたケアを完全網羅!させて頂きます!!
・「思春期」
初潮を迎えると「思春期性歯肉炎」にかかりやすくなります。試験勉強などのストレスも加わり、歯ぐきが真っ赤に腫れたりむし歯も増えます。食後の歯磨き習慣を守り、お菓子などの間食や睡眠不足に注意するなど生活習慣を整えましょう。
・「妊娠出産期」
女性ホルモン増加と唾液の中和力減少のダブルパンチのリスクが生じ、「妊娠性歯肉炎」とむし歯に注意が必要です。つわりなどでハミガキもおろそかになり食事が不規則になりがちです。無料の「妊婦歯科健診」を行っている自治体もありますので是非、利用してください。
・「更年期」
ホルモンと唾液の減少によるドライマウスと歯周病に注意が必要。特に閉経後に骨粗しょう症になると歯周病のリスクが更に、高まります。歯科検診はとても重要です!
女性は男性よりもホルモンバランスの問題は切っても切れない関係です。
身体のためにも健康のためにも、年齢関係無く歯科検診の受診を願っております。
勿論、さまざまな問題は、歯だけ口腔内だけが問題ではないのですが、私は、口腔内の環境を良くすることは、心身ともに健康に繋がると思っています。
全身疾患の関わりも多い、歯周病。
少しでも、皆様のお役に立ちますように!
健康な赤ちゃんのためにも、毎日の子育て大変ですが、ママになる方、ママ、応援してます!偉大なる母!
ほんとに、お母さんは尊敬です!
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