歯医者なんて、大ッキライ!!!!

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「歯医者なんて、もう行きたくないと6年前決意しました!!!」「歯医者なんて大ッキライ!」と、頭を抱え、クリーニングの前から汗だくな患者様。

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と、本日患者様から発せられました。

「え?」「どうしてですか????」
ホわーい?

嗚呼悲しいかな。時にこのようなお言葉をお聴きすることがあります。

と、いうことで、今日は良い歯医者はどうやって決めるのか!について、お話をしたいと思います!!

今晩は!マネジメント歯科衛生士、東京医科歯科大学非常勤講師の辻村香恵です。


良い歯医者さんの選び方。14個のポイントを私の歯科衛生士歴と、これまで歯科衛生士としてみてきて、診療に携わりながら、ドクターの影の話も聞いている私が、独断でお伝えしたいと思います。患者様に二度と歯医者選びに困らないようになって頂きたい!!
という気持ちでいっぱいです!!!

料理なら不味かったらその店に行かなければいいだけなのですが、歯科治療は受けるとその治療は生涯あなたの口の中に残り、いろいろな影響を及ぼすのです。
それは気づかない間に起きる身体的異常につながるかも知れません。
近くて、便利、同じ治療が安い・・・なんて考えで歯科医院を選んではいませんか?
そこには悲劇が待っています。
当たり前のことですが「なぜ安いのか?」疑問を持ってください。
歯科医師は決して本当のことを話してはくれません。特に一人の患者様に、初診の段階で時間をとっていないところは、説明する時間がないのですから‥。


さて、どの歯医者さんに行けばいいかわからず、何医院も点々とする。あなたは、もしかしたらそうなのではないでしょうか?
その様な患者様のことを「歯医者難民」と呼びます。ここでは、そうした難民にならないために医者さんの正しい選び方をご紹介いたします。
 

私の独断!良い歯医者さんの選び方。


14個のポイントで二度と歯医者選びに困らない。
結構前になりますが、東洋経済オンラインさんに
本当に「いい歯医者」を見分ける5つの条件
という記事が発表され話題になっていました。
 
この内容を簡単にまとめますと「良い歯医者」というものは、

・すぐに歯を削ろうとしない
・治療前に歯科衛生士がクリーニングをする
・歯の写真撮影を行う
・不得意な治療は断る
・初回の診療時間が多い

の5つにあてはまるものだという内容でした。
この内容に関して、もっともだ!
という方もいれば、
そうは言われても中々できないのが現状・・・
など様々な議論がネット上で交わされました。
 
そうした中で私は、良い歯医者さんというものは、上記の5つだけではない。実は13個の要素があるという結論に達しました。
今回は、東洋経済さんの記事をみて、
もっとたくさん要素がある!これは違う!などご意見がありましたらどのようなことでも構いませんので私にご連絡頂けますと幸いです。。
何卒、よろしくお願い申し上げます!!!

では、参ります。
Let's Goーーーーーーーーーーーーー!!!


と、まずはです。

通いやすさ、治療の内容、歯科医師の人柄、料金、痛くない治療、などですが、この中から自分がいちばん重視するポイントで選ぶのがよいと思います。どれだけ素晴らしくても、ほんと、人によって合う合わないはありますからね。ここ、難しいところです。ムムム。

 

いい歯医者さんの選び方は全部で14個!良い主治医をみつける簡単な方法


街のあちこちで見かける歯科医院の看板。いまや歯科医院と歯科医師は過剰時代に突入したといわれています。全国の歯科医院の数は70,000軒近くに及び、コンビニの1.5倍という報告があります。もちろんこれには地域差があり中にはコンビニの2倍を超える歯科医院過密地区もあるのです。これを多いと考えるか少ないと考えるかはそれぞれですが、この状況にはさまざまな課題が含まれています。
歯科医院といっても開業して何十年というベテランや新規開業、1日の患者数が数人のところや百人に近いところ、予約がすぐとれるところとなかなかとれないところなど本当にさまざまです。そうすると患者様によっては希望に合わないところも出てくるのは当然です。医療機関といっても運営しているのも人ですから、考え方や方針などの相違は当然あり得るからです。

開院が加速している歯科医院の現状

平成18年度の厚生労働省の調査によりますと歯科医院の開院数は増加傾向にあるそうです。こうした状況をみてみますと、まだまだ歯科医院過剰時代に終わりは見えない状況です。
私の知り合いも、自分のビジョンを持って開業される歯科医師がまあ、私の年齢もあって、知り合いの先生方は夢、患者様のためにと開業されていく方が多くいます。

さて、このような中で歯科医院はどうやって患者様を集めるかが死活問題となってきます。患者様にとっては歯科選びで、「運が悪かった」では済まされませんね。絶対、済まされません!!
つまり、今や患者様側に「信頼できる歯科医院選びができる目」を養っておく必要があるといえます。同じ治療でもその結果が大きく左右される歯科医院選びは、長い一生の中でより快適な毎日を過ごすための重要なポイントといえるのではないでしょうか。

・歯科医院が多い現状
・玉石混交の歯科医院
・歯科医院を見極める目が患者様に必要

では、どういった視点から歯医者さんを選べばいいのでしょうか。私と一緒に見ていきましょうね。
 

押さえておきたい14の条件。現代の「良い歯医者さん」の選び方とは

①予約のときの電話対応です。
歯科医院は小さな所帯なので院長の方針がスタッフに浸透しています。患者への応対が雑なところは、院長も雑な場合が多いので、やめておいたほうがいいでしょう。

②説明をしっかりとしてくれる
ひとつひとつの治療に対してきちんとした説明を行い患者様の不安を取り除き、信頼関係を築こうとする姿勢は治療の満足度を大きく左右します。

③院内が清潔
患者様やスタッフの院内感染予防の徹底と、行き届いた清掃や整理整頓は継続して通いたいというモチベーションを高めてくれます。

④予防に力を入れている
歯医者は痛くなってからの治療はもちろんですが、痛くなる前の予防に力を入れていることが健康をサポートする医療機関としての高い使命感の現れといえます。

⑤チーム医療が出来ている(雰囲気が良いなど)
歯科医師とスタッフとの連携がうまくできていて明るい歯科医院なら安心できます。スタッフがギスギスしていなく、笑顔で出迎えている歯医者は信頼できます。

⑥痛いところだけでなく全体を見ている
虫歯や歯周病の治療だけでなく、そこに関連して身体全体の健康を見据えた治療方針をたてることが大切です。

⑦予算を考えてくれる
さまざまな治療法がある中から、診査診断し、最終のお口の中をトータルで診て、どの様な治療がありどの様な計画で進めていくのか、あらゆるパターンを提示してくれる歯医者さんはとても、患者様の事を考えています。
最高の治療をしようと思った際、気になるのは、治療の時間、回数、料金などがあるかと思います。それを最初の段階で提示してくれる歯医者さんはやはり、良い歯医者さんです。
治療計画もなく、ただ闇雲に治療が開始していくと、咬合、トータルバランスを考えず一本一本でしかみていないのではないかなあ。と、私も思うときがあります。希望の時間、予算内で最適な治療を考えてくれる歯科医院は、患者様目線を忘れていません。

⑧ホスピタリティーがある
痛みや不安を抱えて受診する患者さんが安心して相談できる雰囲気は大きなポイントです。

⑨拡大鏡などを使用している
非常に繊細な治療なので精度をより高める拡大鏡を使った治療をする先生は、治療に対する意気込み使命感が違います。
私も、クリーニングの際に拡大鏡をつけるのですが、外してクリーニングして、いざ付けて歯の歯面をみてみますと、細かいところの着色、歯石、バイオフィルムが残っていることがあります。
拡大鏡を使用しますと無駄な力が入らず、最小の侵襲でクリーニングが可能だと思います。

⑩治療に適した設備を導入している
X線機器や各種検査機器、治療機器など精度の高いものを導入している歯科医院ならセカンドオピニオンにもおすすめです。
口腔内カメラ、位相差顕微鏡、遺伝子検査、カリエスキッドなど。
見える化されている歯科医院さんは、勉強の量も半端なく、患者様の動機づけも素晴らしいです。

⑪減菌などを徹底している
医療機関で絶対に見過ごしてはいけないのが感染対策である滅菌の徹底です。以前にも書きましたが、タービン、コントラなど患者様のお口に入り、血液や菌がつく可能性のある一つ一つの機材に滅菌をしているのは安心できます。
アルコールワッテだけで済ます歯医者は、虫歯も歯周病も細菌感染です!と歌いながら、貴方たちがばら撒いているのでは?と思うことあります。

⑫ラバーダム、口腔外バキュームなど患者様の為になる設備を導入している。
手間がかかったり費用がかかる機材や術式にも妥協しない姿勢は治療に対する真摯な取り組みがうかがえます。
飛沫とか、目に見えなくても広範囲に渡るんですよね。

⑬過大広告をしていない
ネットの口コミは自作自演のことも多いので、すべてうのみにはせず、あくまでも参考程度にとどめるのが賢明です。
また、口コミ欄にいい事しか載っていないところは消してる可能性もあります。今は、お金を払えば消せますからね。ですので、ある程度、批判的な口コミが掲載されている歯科医院の方が信頼があります。

⑭勉強会に参加している、また本などで常に情報を取り入れ、新しい技術を習得している

歯科医師、歯科衛生士、受付、歯科助手など、各々、チームとして働いているわけですが、それぞれの業務、業種によって勉強するないようも少しなり変わってきます。
ですので、人材育成にお金をかけている歯科医院は信頼しても良いかと思います。


と、ざっと、14のポイントをお伝えさせて頂きました。まだまだ歯科医院選びで大切なことはあります。ですが、人は十人十色という言葉がある通り、信頼関係や、その歯科医院に合うか合わないかは個々なこともあり、重要なことを、独断で綴らさせて頂きました。

わたくし自分自身、で気づいたことあれば追加していきたいと思いますし、わたしも医療従事者として邁進し続けていきたい所存です。

また、ご意見ありましたら、コメントおまちしております!!!
どうぞ、宜しくお願い致します!!!

と、最後に本文のはじめに、「歯医者なんて大ッキライ!!!!」と口にされていました患者様なのですが、今では、大変嬉しい事にとても信頼してくださっていて、

ここの皆様は、笑顔でいつも対応し、説明もしっかりしていて、優しくて、いきなり椅子を倒さないし、いきなり歯の治療をしないし、いきなり説明なしに虫歯だからと削らない。
と言って下さっています。

やはり、患者様は嫌で嫌で仕方なく歯医者に脚を運ばれる方がほとんどです。(定期検診、クリーニングは別ですが)ですから、まずは、患者様の主訴をしっかりお聞きし、診査診断し、トータルのお話をしてから、治療にはいっていくことは、大変重要なことかと思います。

自分の家族にしてあげたい治療を患者様にたいしても、家族のように大切に、でも、家族ではないので、接遇も心得ていきたいですね!!!!

それでは、本日も最後までお読み頂きありがとうございました!

かしこ。

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東京医科歯科大学非常勤講師。 マネジメント歯科衛生士先駆者。パイオニア 。口腔内の健康と美は全身の健康と美に繋がっています。 1人でも多くのきれいになりたい方、口腔内の健康と美にお役に立ちますように…♡ 趣味︰読書、三味線、歯、身体を動かすこと、海

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