その治療、一緒に考えましょう!患者様であるあなたも、考えなきゃならんことです!
有害な金属から身を守る!!
私は聞きたい。歯医者さんや、歯科衛生士さんは金属の選択肢を患者様にちゃんと伝えてますか?ってこと。
中には、治療費がかさむからと自由診療の説明を患者様にせずに、虫歯の治療をすすめている歯医者さんもいると聞きます。
ちょっとまってよ!待ってくださいよ!
何を選択するかは、患者様自身の問題であって。お金が無さそうだからっていう判断だけで、治療を進めるのは辞めましょうよ。
だってさ、車を購入するのも、消費者である私達はいろいろな車の選択肢がある中、国産車なのか外車なのか、はたまた、その中でも機能性が良いのか、見た目が良いのか。高級車と言われる車でも、お給料の手取りが高くなくても買う人は買ってますよね?
ブイブイ乗ってますよね?
だって、それが自由であり、自分の価値を見いだせるのであればそれで良くないですか?ステータスを感じている人も中にはいます。
外車に、レクサス。かっこいいですよね。車イジりが好きな男性は大金を叩いて首都高や山道はしってますよね。かっこいいではないですか!
そう。歯科という医療であれば、尚更。
歯の詰物、被せものは、健康や美を左右しますよね??
自分の家族に治療をするなら、金属をいれますか?自分の家族にクリーニングするなら、歯石除去だけですか??
いやいや。違いますよね。
奥歯で見えないところはゴールドいれてあげたりしてませんか?
見えるところは白いものいれてあげてませんか?
クリーニングもちゃんと歯石を除去しながら、虫歯や歯周病のリスク低減のためにもバイオフィルムを取り、ナノケアまでするでしょう。そして、磨き方から、どの様な歯ブラシ、電動歯ブラシを使えば良いのか、それプラス歯磨剤やフロス、補助道具も伝えて渡しますでしょう。
家族までとは言いませんが、患者様にも同じようなことして下さい。
お願いします!
患者様が必要ないと言うのであれば、次から言わなければいいだけの話です。
そうは言っても、時間がない!
って聞こえてきそうです。笑
そう!そうなんです!!!保険診療には、裏があります!!!ここが実は言いたかったんです!笑
私達、歯科医師、歯科衛生士はいい治療があると知っていても、それを伝える時間やコストを考えると保険適用であればなかなか時間がとれないというのは真実です。
おはようございます。マネジメント歯科衛生士、東京医科歯科大学非常勤講師の辻村香恵です。
保険。まず、保険診療って知ってますか?
皆さんが病気や怪我、医療機関にかかる場合は、保険診療を行います。日本では、いつでも誰でも、どこでも、等しく基礎医療サービスが受けられるよう、国民皆保険制度をとっています。そのため、職業や年齢、性別、住んでいる場所にかかわらず、通常は誰でも何かしらの医療・健康保険に加入しています。治療を受けた際、窓口で支払う料金が総額の2~3割で済むのは、ご加入の保険組合が残りの7~8割を負担してくれているからです。高齢者にいたっては、1割負担です。
そりゃあ、病院がカフェのように高齢者が集まってしまうわけです。
私の亡くなった祖母もほぼ毎日何かしらの病院に行き、大量の薬を持って帰ってきてました。それって必要なの?ってな具合に。
医療費が減らないわけはこの保険診療の裏に隠されている、いろんなことが分かりますよね。
全ての医療サービスに保険が適応されると、保険組合の財政が圧迫され、全ての人に必要最低限の医療サービス行う、という基礎が崩れてしまいます。
保険診療は「最低限の医療サービスを行う」ということ。
「最低限の」っていうことは、より良い治療ではないわけです。
そのため保険診療には、適応可能な治療方法や料金、処方する薬などの細かい規定があるのです。同じ治療を異なる医療機関で受けた際に、同じ点数が加算されるのは、このためです。デメリットとしては、規定を外れた治療を行えない点が挙げられます。保険診療の途中で規定外の治療を行うことを混合診療と呼び、現在は禁止されています。
一方、自由診療とは?
自由診療とは、医療保険制度を用いない診療のことを指します。自由診療のデメリットは、費用面での負担が大きくなる点が挙げられます。保険組合の補助がないため、治療費の窓口負担が10割(100%自己負担)となります。ただし、補助が出ないというだけで、高額な医療のことではありません。保険診療のような「この病気ならこの治療法」といった決まりや制限がなく、患者様お一人お一人にあった医療サービスが受けられます。オーダーメイド型の治療が受けられるというわけです。先進医療や生活を豊かにするための治療などは、医療保険適応外であることがほとんどです。治療コースや値段を各医療機関で自由に設定できるため、医療機関のカラーが出やすいという特徴があります。
先生達も、勉学に励み、技術を取得しているのは、患者様により良くなっていただきたいから高額なセミナーに通い研鑽しているのです。
勉強せずに飲み歩いて、女性の後を追ってるような先生と、勉学に励んでる先生の治療費が同じなんてちゃんちゃらおかしいでしょう?
ただ、先生達もボランティアで仕事をしているわけではありません。
それは、分かりますよね?高額なセミナーを受講し、日々研鑽している先生の治療費が高額になるのは当たり前なんです。人生にとって一番貴重な時間を使い、勉強し貴重な時間を患者様、ひとり一人をみていたら高額になるのは当たり前。
誰でも時間は平等ですよね。
日本の保険制度では「予防」は保険適用外なんです。これは非常に不可解な話です。
医療費抑制を推進しながら、一方で病人を減らすことを考えられていないのが真実です。むしろ、増やしているのはどういうことなのか‥。製薬会社や医療機器メーカーのための医療保険制度としか思えないと思えませんか?利権が見え隠れ。笑
隠れてないですね。もはや。
おかしいと言えば、交通事故の治療や最先端医療などら肝心なところで保険が適用されないのもおかしいと思いませんか?現代医療には、感染症に対する医療費や、体を大きく外科的処置で切ることのない内視鏡などの手術、救急医療など数々の素晴らしい最先端医療の治療法がありますが、これらの多くは保険適用外です。
その一方。予防をしっかり行い、生活習慣をしっかりしていれば病気になることのない生活習慣病は、保険適用になっています。
おかしいと思いませんか?
不摂生で病気になった場合こそ、自分の責任であり、高額医療を払うべきです。不可抗力でかかってしまった病気が保険適用になるべきではないでしょうか?
歯の病気と全身の病気の関連を示すデータとして、歯の残存歯数が20本以上の方の年間平均医療費が、36〜37万円であるのに対し、10本以下の方はなんと47〜54万円!!!
つまり、失われた歯が少ない方は、健康な方が多く、失われた歯が多い方はなんらかのからだの病気を抱えている確率も高いということです。
海外では、難病の多くが歯の病気と関連があるという考えのもと、診察や治療が進められています。
医師は目の前にみえていることだけではなく、患者様の生活の背景や、あらゆる医療の知識と経験を持って、お口の中から全身、そして全身からお口の中をみていかなければ患者様を病気から真に救うことはできないと思います。
保険診療、自由診療。
患者様は選べます。何をするべきなのか。
治療の選択。自分がどうなりたいのか。健康でいたいのか、今だけ楽しみたいのか‥
自由診療は、高額だから!と耳を塞がず、どうして高額になってしまうのか聞いたら良いと思いますし、医療従事者である方も、患者様に丁寧に親身になって説明をし、より良い治療が提供できるように日頃から勉強し、患者様の健康と美の手助けができるようになりましょう!
高額医療にならないためにも、日頃何を食べるのか、適度な運動、定期的な歯のクリーニング。もうほんとこれ!笑
何度も言いますが、ほんとこれ!
本日は、以上になります。もっと、保険、自由診療、被せものの選択について書きたいのですが、長文になり過ぎて、読んでくれなくなってしまいますので、小出しでいきたいと思います。笑
それでは、また!本日も最後までお読み頂きありがとうございました!
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