歯の健康が大切な理由②
歯が健康な人ほど全身の医療費が少ない!医療費が危ない!!
こんにちは。マネジメント歯科衛生士の辻村香恵です。
口腔内と全身は繋がっています。
何故、歯が医療費に関係してくるのかお伝えしたい所存です。
この世代。健康長寿が騒がれています。
団塊世代が後期高齢者となる2025年には、我が人口の4人に1人が後期高齢者という超高齢社会に突入します。
医療費が増加の一途をたどる世の中。
ご高齢者の方々には、健康でいてほしいものです。
私も、祖母の介護をしていた経験があるのですが、赤ちゃんが大人になったものですから大変でした。
まだ、赤ちゃんを育てたことないのですが。笑
と、私の事はどーでもいいのですが、口腔内を健康に保つことが出来れば医療費の削減に繋がります。
全国のさまざまな自治体が行なった調査では、「歯の残存数が多い人ほど全身にかかる医療費が少なく、入院や通院の日数も少ない」という結果が出ています。高齢になるほどその医療費の差は広がり、特に!
入院日数については格段の差があります。
超高齢社会での医療費問題がとりざたされる昨今、なんとも耳よりなデータです!
むし歯や歯周病は口腔内だけの問題ではなく、全身に悪影響を及ぼすものなのです。
特に歯周病は、糖尿病と深い因果関係があるほか、心筋梗塞、脳梗塞、肺炎、さらに認知症など、いずれ全身疾患の治療費負担に繋がります。
デンソー健保の実態についてお話をさせて頂きます。
愛知は車関係がおおいですね。、
TOYOTAにデンソーにアイシンに…
そこでは、定期検診が無料で充実しています。
企業さまは働いている方達に健康でいて欲しいから。
身体が資本。
と、ここでデンソー健保の電子化レセプトの活用取組事例にて
・2008年度 厚生労働科学研究に参画し、過去10年分のデータを分析発表
【対象者】
被保険者・・・2万人を2年追跡
被扶養者・・・1万3千人を10年追跡
【分析結果】
①肥満、高血圧、高血糖、喫煙など生活習慣病リスクと医療費は極めて高いそうかんがある
②健康づくりと保健指導により確実に医療費が下がる
よって、生活習慣病の予防が医療費削減似つながることをサンプルではなく全数データで実証されたわけです。
歯周病のレセがある人はレセがない人より医療費は年間2万円高額なのです。
流石、天下のTOYOTAも検診をすすめています。
歯科健診実施事業所は年間医療費が減少し、不実施事業所では医療費が大幅に増加しています。
歯科健診の受診推進で全身の健康維持につながります。
さて、高齢者の栄養失調の問題は知っていますでしょうか。
食べているのに栄養失調。
カロリーは充分、栄養分が不足。
何を、物語っているか…
歯を失い口腔機能の低下、硬いものが食べにくくなるので柔らかいものを食べるようになってしまったことが原因です。
うどん、おかゆとか炭水化物の摂取が増えるわけです。
豆とか食べれなくなり、ビタミン、ミネラルが不足していきます。
お分かり頂けたように、どれだけ健全な歯列を維持できるかが要です。
不健全歯列の放置は炭水化物を求め、カロリー摂取過多が肥満をも招きます。
むし歯、歯周病から歯を守ることが、高齢者にとっても、充分な栄養状態を維持する事が可能なのです。
歯を守ることが健康長寿につながります。
歯さまさま。
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