MFTって何!?子供だけでなくアンチエイジングにもいいんです
MFTって何!?今密かにブームのアンチエイジング法。
皆さんはMFTというアンチエイジングの方法をご存知ですか?MFTとは口の中の筋肉を活性化させ、アンチエイジングを行う今注目の方法です!
MFTって一体なに!?
皆さん、こんばんわ!マネジメント歯科衛生士の辻村香恵でございます!本日は【MFTによるアンチエイジング】をテーマにお送り致します。
MFTがアナタを若返らせる!
お口の筋力鍛えて、口元美人に!
あなたはMFTって聞いたことありますか?たぶん、ほとんどの方が聞いたことがないかも知れませんね。MFTとは(マイオ・ファンクション・セラピー)といって、要するにお口の中の筋肉を活性化させたり、舌の動きを良くしたりする筋機能療法なんです。さて、それはどんなものか、それとアンチエイジングとどうつながるの?気になるところですよね。
口腔筋機能療法(MFT)とは…
指しゃぶりや舌癖などの口腔習癖※によって、開咬(前歯が噛み合わない)や上顎前突(出っ歯)などの不正咬合になることがあります。
※口腔習癖とは
指しゃぶり、舌を突き出す癖、口呼吸唇を咬む癖、舌を吸う癖、おしゃぶり癖(おしゃぶりの常用、タオル、毛布しゃぶり、おもちゃをしゃぶるなど)、爪噛み
頬づえなどです。
歯列に対する内方圧と外方圧
歯は顎(あご)の骨に植わっていますが、それらが位置を保つのに
お口の周りの筋肉が重要な働きをしています。
歯の外側からは頬や唇の筋肉、そして内側からは舌の筋肉の力や働いていますが、
口腔習癖によって、これらの力や動きのバランスが崩れることで、
歯並びや顎の成長に悪影響をおよぼすことがあります。
口腔習癖の影響として
開咬(前歯が噛み合わない)
上顎前突(出っ歯)
上顎歯列弓の狭窄
交叉咬合
空隙歯列
口元の突出感
アデノイド顔貌
表情が乏しい
発音障害
咀嚼・嚥下障害
などがあげられます。
たとえ矯正装置で歯をきれいに並べたとしても、歯並びと唇・頬と舌の筋肉のバランスが整っていないと、不正咬合が再発することもあります。
また、口腔習癖は、歯並びや咬合などの不正咬合に影響するだけではなく、
その他の口腔機能にも関わり、たとえば、摂食・嚥下(食べ方)、発音、呼吸などにも関係する事から、放ってはおけない重要な事項です。
とくに成長発育期のお子様の場合は口腔機能の発達とともに、
顎ゆがみから顔の変形などの発育にも影響することがあるため早期治療が望まれます。
異常な口腔機能を改善して、正常な機能を取り戻すことで、
歯並びが悪くなることや顎の歪みを予防することにもつながります。
もちろん大人の方にとっても口腔筋機能療法は必要です。
あなたの舌、口唇の位置は正しいですか?
口腔筋機能療法=MFT
この様な場合、矯正装置による治療とともに、お口のリハビリテーションとして、
舌やお口の周りの筋肉を鍛える「口腔筋機能療法=MFT」を行うと有用です。
訓練は、さまざまなプログラムがありますが、
舌と口唇および周囲筋の筋力の強化訓練
安静時の正しいポジションへの意識化訓練
食べ方の訓練(正しい筋肉の使い方)
話し方の訓練(正しい筋肉の使い方)
それぞれの習慣化訓練
以上を行い、美しい口元を手に入れることができます。
また、口腔周囲筋の不調和は、不正咬合ばかりではなく、
顎関節症
歯周病
舌痛症
ドライマウスの症状悪化
義歯の不安定
などの要因となる口腔機能異常にも影響がみられることがあり、
訓練を応用することで有用な場合があります。
さらに、脳梗塞などの中枢性疾患や舌・顎などの口腔腫瘍術後の言語障害や
嚥下障害へのリハビリテーションへの応用しています。
近年、高齢者の誤嚥性肺炎の死亡率の高さが騒がれていますが、
これも加齢による口腔周囲筋の衰えからくるものなのです。
さて、このところ、シワが増えてきた・・・ 何だか顔が疲れているように感じる・・・ そんなお悩み、もしかしたら口の中の筋肉が原因かもしれません!口の中の筋肉を活性化させ、顔全体を若返らせるMFTをご紹介致します!
お顔にはいくつもの筋肉が存在するのはご存じですか?代表的なのは咬筋、頬骨筋、口輪筋、胸鎖乳突筋、オトガイ筋、顎二腹筋。まだまだ種類はありますが、これらの表情筋と呼ばれる顔の筋肉は、鍛えることで小顔効果も狙えるのです。その筋肉強化に適しているのがMFTというワケですね。
では、そのMFTとはどんなレッスンなのか?誰でもできるの?難しいの?いえいえ、誰でもカンタンに出来るのがMFTなのです。そして、ヒマな時にちょっとするだけ。出来るだけ毎日するのが望ましいです。お化粧直しの時に、お風呂に入っている時に、いつでもカンタンに出来るので早速チャレンジしてみましょう。
これがMFTのレッスン?これならカンタンいつでもできる!
近年は、日本人の食文化も欧米化し、食べ物も堅いものより柔らかいものが好まれる傾向になっています。舌の力もなくなり、舌が下に下がってしまう、舌の歯の裏側についてしまう人が急増しているのです。 このスポットポジションに舌を日常的につけていることを目指すと、舌を上へ挙げることで自然と舌が鍛えられるというワケですね。ポイントは舌の先をなるべく尖らせるイメージでスポットポジションに触ること。では、ほかにはどんなレッスンがあるのでしょうか。
子供の頃にやっていたアレ?!実はこれも舌の力を鍛えるレッスンでした。
あなたは、舌をポンポンっと鳴らしながら、子供のころ歌を歌ったりしたこと、ありませんか?舌を上あごにつけ、ポンッっとならすアレです。実はこの動作もMFTの立派なレッスンなのです。MFTでは、ポッピングと呼ばれていますが、舌を柔軟にしつつ、舌の筋肉を鍛えることができます。1日15~20回やってみましょう。
滑舌が悪い方にもこちらのレッスンは最適なんですよ。また、舌を前に出し、左右に振ってみてください。このレッスンもお口周りの筋肉を引き締めるとともに、舌も強化!さて、アナタは何回できますか?実際やってみると、お口周りの普段使わない筋肉が刺激されてるのがわかりますよね。 結構キツイ!でも小顔効果は間違いなしのトレーニングです!
MFTの世界は奥が深い
この小顔効果が期待できるMFT。いかがだったでしょうか?ちょっとやってみて、お顔が温かくなるのがわかると思います。舌も意外に疲れますよね。それは効果が出てきている証拠。お顔の筋肉も、身体の筋肉同様、使わないと徐々にたるんできてしまいます。たるみは、ホウレイ線、シワの原因にもなりかねません。お顔の老化を進めてしまうのです。
そして、意外に顔の筋肉を使うのが「笑顔」の時。「いつも笑顔でいること!」が老化防止にも繋がっていたんですね。でもそういつも笑顔ではいられないのが現状・・・。そこで、この手軽に出来るMFTがオススメ!というワケです。
この他にも色々なレッスンがありますが、まずはここにあげたカンタンなレッスンを、常に出来るようになることを目標にし、毎日コツコツ実践することからはじめてみてはいかがですか。
以上になります。MFTってとっても面白く奥が深そうなものですね! 最後までお付
き合い頂き、ありがとうございました!
手軽にアンチエイジングを\(*T▽T*)/
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