ん?歯ぐきから出血する。「何だこれは?」それ、歯ぐきの出血は最初のSOSです!見過ごさないで下さい。
駆けつけてあげたい。出張歯ブラシ隊してあげたい。ご要望あればお邪魔させて頂きます!笑
その歯ぐきからの出血、そのままにしないでください。
その歯ぐきからの出血、最初のSOSです。歯ぐきが、体が、あなたに助けを求めています。
おはようございます!マネジメント歯科衛生士、美容家、東京医科歯科大学非常勤講師の辻村香恵です。
「いやぁ〜!」あなたの叫び声が聞こえます。笑
その歯ぐきの出血、そのままにしないでください。
硬いものを食べたときや、歯磨き中に出血があると、その場所をそっとしておこうと思いがちですが、むしろその部分をしっかりケアする必要があります。
なぜならば、歯ぐきの出血は、「そこに細菌が繁殖しているよ」「毒素を出して炎症を起こしているよー」とサインをだして教えてくれているからです。
歯ぐきの出血は、最初の体のSOS!!危険を教えてくれています。ここでしっかりケアすれば大事に至らずにすみますが、出血を無視すると歯ぐきが腫れたり痛みが出たりと、病状が進行してしまいます。虫歯や歯周病の進行をくい止めるために、毎日の歯磨きタイムは、「細菌コントロールをしている」という気持ちで行いましょう
補助道具で、プラークを除去!
あなたはフロス(糸ようじ)、もしくは歯間ブラシを使用していますか??
こちらも参考にして頂ければと思います。
フロスを使うのか使わないのかで、プラーク除去率は歯ブラシだけよりもプラーク除去率は格段に高いです。
私達、歯科衛生士やドクターは患者様に歯ブラシとフロスの使い方を口をすっぱくして伝えています。歯ブラシとフロスを継続して1ヶ月継続していただきますと、歯ぐきの炎症を改善することができ、赤く腫れていた歯ぐきはキレイなピンク色に変わります。
歯間ブラシに関しては、歯と歯の間の開き具合によっても使用するサイズが異なりますので、使用していいかどうか、使用するならどのサイズがいいか、などを歯科衛生士や歯科医師に相談しましょう。
特に太い歯間ブラシを無理やりムギュムギュ入れてゴシゴシ動かしますと、逆に歯ぐきが押されて下がってしまう事がありますので、注意が必要です。サイズ確認はしてください。
また、口臭の多くが舌苔の可能性もありますので、舌もケアすることが大切です。
しかし、舌には「味蕾」がありますので、傷つけないためにも、やりすぎは禁物です。クリーニングの仕方、何を使ったらいいのかはこれも歯科衛生士や歯科医師に聞いて下さい。
とにかく、とにかくですよ。虫歯や歯周病の原因は細菌です!細菌の塊であるプラークを除去するのには、フロス、歯間ブラシなど補助道具が必要です!!歯ブラシだけですと、歯と歯の間のプラーク除去率は低いです。
このように、一連のセルフケアを継続することが、お口の中を健康に保つための最大の予防になることを、忘れないようにしましょう。
ほんとに、補助道具を使っている人と使ってない人の歯ぐきの炎症、色は違います。
正しいセルフケアを身につけていれば、ある程度虫歯や歯周病で苦しむことはなくなるはずです。ただし、どうしてもセルフケアでとれない歯石やバイオフィルムは、歯医者でのクリーニングは必須です!
どれだけ予防出来るかで、美しい歯を残せるかどうかが決まってくるのです。
以上になります。本日も最後までお読み頂きありがとうございました!それでは、また!
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